2025.08.21
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効果に「色・香り・使用感」 をプラスして心身をキレイに!五感を刺激するスキンケア最前線

みなさんはスキンケアに何を求めますか?もちろん、シワやシミ、乾燥肌やニキビ肌の改善といった効果を期待するのは当たり前ですよね。でも、最近はこれらの効果にプラスして、「五感」を刺激してくれるスキンケアが注目されています。毎日、使うからこそ、お肌も心も満たされる心地よいスキンケア時間を楽しみたいもの。そこで今回は、スキンケアの「色・香り・使用感」に着目。「効く!」だけではない、五感を刺激して幸せ感をアップさせてくれるスキンケア最前線をご紹介します。
【この記事でわかること】
なぜ今、五感に注目すべきなのか
スキンケアの新たな価値観
五感がもたらすスキンケアの効果
JBPおすすめの処方
五感に響くスキンケア開発はJBPへ
五感について
五感とは古くから用いられている分類で、人や動物が持っている感覚機能のこと。ここで改めて五感についておさらいをしておきましょう。五感とはご存じの通り「視覚(目)、聴覚(耳)、嗅覚(鼻)、触覚(皮膚)、味覚(舌)」のこと。五感にはそれぞれ脳の決まった中枢があり、五感が受け止めた情報は脳へ送られ、脳が指令を下します。つまり、五感と脳はとても密接な関係にあるため、脳が疲れていると五感が鈍くなり、反対に五感が鈍くなると脳の働きも鈍くなってしまうのです。
五感の効果について

では、五感を刺激すると、どんな効果が得られるのでしょうか。先述したように五感と脳の関係はとても密接。脳の疲労回復には、五感を刺激することがポイントとなります。
五感が刺激されると、脳の視床下部から分泌される別名“幸せホルモン”と呼ばれる「オキシトシン」がたくさん分泌されることが分かっています。オキシトシンは五感の刺激だけでなく、大切な人とのスキンシップや家族との団らん、栄養バランスの良い食事などによって分泌されます。それにより、ストレスを軽減したり、血圧を下げたり、自律神経のバランスが整ったり、免疫力が上がったりと、まさに“幸せホルモン”という名にふさわしい効果が期待できるのです。
このように心身にさまざまなプラスの効果をもたらしてくれるからこそ、「五感を刺激する」というルーティンを毎日の生活の中で取り入れたいもの。そこで着目したいのがスキンケアです。朝晩と毎日必ず行うスキンケアで視覚や嗅覚、触覚といった五感が満たされれば、毎日がもっと豊かになります。
なぜ今、五感に注目すべきなのか
昔から人々の感覚機能として認識されてきた五感が今、改めて注目されています。現代人は精神的にも肉体的にも、さまざまなストレスに囲まれて生きています。まさにストレス社会といわれる現代において、感覚がもたらす恩恵はとても大切だからです。では、このストレスの時代に五感がどんな役割を担ってくれるのでしょうか。
現代社会で増加するストレス
現代は、さまざまな要因から「ストレス社会」といわれています。実際、令和2年の厚生労働省の労働安全衛生調査(実態調査)によると、「ストレスとなっていると感じる事柄がある」と答えた労働者は54.2%と半数以上に上ります。ストレスの内容は、仕事の量や質が56.7%、対人関係27%などとなっています。
社会でのストレスに加え、デジタル社会への急速な進展により、情報収集やコミュニケーション手段が変容することで、メンタルヘルスにもさまざまな影響を及ぼしています。このほか、例年にない猛暑、花粉やウイルスといった環境的要因、社会構造の変化による不規則な生活など、ストレスを及ぼす原因は多岐にわたります。
「心の健康」に五感が重要な役割
こうした仕事や生活によるストレスフルな毎日を乗り切るために、重要な役割を果たしてくれるのが、「五感」です。例えば、多くの人が、自然の中で癒されたという経験を持っているのではないでしょうか。それは、水の音や鳥の声、風に揺らぐ葉や木漏れ日、土や花の香りなど、自然から得られる視覚や聴覚、嗅覚、触覚の情報を脳に送ることで、ストレス解消を図っているのです。
もちろん、普段の生活の中でも同様の効果は得られます。とくに現在は、五感を活用してモードチェンジを行ってストレス解消に役立てようという、さまざまな方法が注目されています。例えば、心身の健康やリラクゼーションを目的としたアロマテラピー、香り成分を用いた半身浴、視覚を刺激する色やデザインを持ち歩いたり、好きな音楽を聴いたり、映画を観たり、美味しい食べ物や香りの良い飲み物を楽しんだり・・・五感を使ってリラックスしたり、リフレッシュできる方法は多種多様。要は、「気持ちいい」「楽しい」「幸せ」といったプラスの気分になれることが大切です。
スキンケアに求められる新たな価値観
このように毎日の生活に大切な役割を果たしている五感。そこで、これまでの「効果」にプラスして、五感に着目し、心地よい感触や香りを楽しんでお肌も心もキレイになろうというのが、「スキンケア」の新たな価値観です。では、なぜ今こうした価値観が広まっているのでしょうか。
消費者ニーズの変化
これまでスキンケアに求められていたのは「効果」です。もちろん、今でもそれは変わりません。一方、スキンケアの分野でも、世界的な価値観として広がりを見せている「ウェルビーイング」への関心が高まってきました。ウェルビーイングは心身に加え、社会的に満たされる状態のことを指します。このウェルビーイングも含めた「心身の健康」が現代社会ではとても重要視されており、スキンケアの分野でも、「効果」にプラスした、「幸福感」や「満足感」が求められる時代となってきました。こうした社会的なニーズに呼応して、スキンケア業界でも五感や感性に響く製品が開発されるようになったのです。
若い世代の価値観が台頭
一方、若い世代であるZ世代やα世代の新たな価値観が「五感」への関心を高めており、それがスキンケア業界にも広がってきています。例えば、SNSや動画配信サービスで若い世代が注目している「ASMR」もその1つ。これは、聴覚や視覚の刺激によって感じる心地よさのこと。また、「インスタ映え」や「映えスポット」など、今ではすっかり定着した「映え」でもわかるように、視覚は若い世代にとって大切な価値観となっているのです。
スキンケア製品の「五感」がもたらす効果

では、実際にスキンケア製品の五感は、どのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。五感のうち、スキンケアに関係する「香り(嗅覚)」「使用感(触覚)」「色(視覚)」でご説明します。
香り
五感の中で唯一、脳の中でも大脳辺縁系に働きかけるのが嗅覚、つまり「香り」です。大脳辺縁系は感情や本能をつかさどる複数の器官の総称です。「香り」は大脳辺縁系を通った後に、視床下部、下垂体へと伝達されます。これらは、記憶や意欲、体温や睡眠、ホルモンの分泌、免疫機能など、体のさまざまなバランスを整えてくれる重要な器官です。嗅覚は直接脳の中枢にアプローチするため、五感のほかの感覚に比べて早く強い刺激として心身に働きかけやすいという特徴があります。
このように心身にさまざまな作用を及ぼす「香り」は、フランスをはじめとするヨーロッパの一部の国で、医療機関の治療などにも活用されているほど。日本でも浸透している「アロマテラピー」は、ホルモンや自律神経を整えて心を落ち着かせるやリラックス作用、免疫力向上、血行の促進、血圧の降下・上昇、リフレッシュなど、さまざまな効果をもたらしてくれます。
スキンケアの分野でも以前から「香り」は重要視されてきましたが、コロナ禍を経て、より一層「心の癒し」を求める傾向が強まり、それと同時に香りへの注目度も高くなりました。とくに毎日のルーティンとなるスキンケアは、例えば1日の始まりの朝はさわやかな柑橘系、1日の疲れをほぐしたい夜は気分を落ち着かせてくれる癒し系など、香りにこだわった製品が年々、増加しています。
使用感
もちもちっとした赤ちゃんの肌やふわふわの毛に包まれた動物に触ったりすることで、心地よさや癒しを感じた人は多いのではないでしょうか。触覚は何かに触れることによって皮膚への刺激が神経の働きを通して脳に伝わり、自律神経系や内分泌系、免疫系などに影響を及ぼし、心地よいと感じたり、安心感を得たりします。
スキンケアにおいては、各メーカーも触覚における研究開発を進めています。ゆっくりと優しくハンドプレスを行うことで、ストレスを軽減してくれる幸せホルモン「オキシトシン」を多く分泌するようになったり、肌に塗って心地よいと感じたりする弾性の高いスキンケア製品が、脳の前部前頭前皮質(aPFC)を活性化させるなど、極上のテクスチャーによる心地よい使用感が、ストレスを軽減したり、幸福感を高めるなど、プラスの効果をもたらしてくれるのです。
色やデザイン
美しいデザインのケースやパステルカラーのかわいいテクスチャーなど、見た目にも楽しくおしゃれなスキンケアは、それだけで気分がアップしませんか? 色やデザインで、気持ちを明るくしたり、元気にしたりしてくれるのが視覚の効果。毎日のスキンケアを愉しむためにも、視覚が喜ぶデザインやカラーのスキンケアを選ぶことがポイントです。
【JBPおすすめの処方】五感で愉しめる新感覚のスキンケア製品開発
嗅覚、触覚、視覚はスキンケア開発ではとても重要な要素。JBPでは、こうした現代のニーズに対応した、五感で愉しめるスキンケア処方をご提案しています。
【ぷるっととろけて、さらっと変わる 不思議な水分クリーム】
まるで“こしあん”のようなプルンプルンとしたジェルクリームが、肌の上でさらさらに変化。使い心地、色、香りと五感で愉しめる新感覚の「水分クリーム」です。フレッシュな柑橘とフローラルが調和した爽やかな香りが特徴の「空色」、春の訪れを感じさせる香りの「薄桜」、上品で心地よい香りが愉しめる「支子色(くちなしいろ)」の3種類をご用意しています。
ニキビケアには皮脂をコントロールして毛穴の詰まりをケアするアゼライン酸を、毛穴ケアには、毛穴の開きを改善して抗炎症作用があるグリシルグリシンを配合。皮脂と水分のバランスを整えて、毛穴レスな肌へと導きます。社内の10〜20代のスタッフが使用し、使用感や色、香りで高評価を得たおすすめの処方です。

ぷるっととろけて、さらっと変わる 不思議な水分クリーム
五感を満たすスキンケア開発はJBPへ
化粧品・医薬部外品OEM/ODMメーカーである当社は、半世紀にわたって研究を重ね、技術力や開発力を培ってきました。品質へのこだわり、自社工場による効率化、専門スタッフによるサポートなど、OEM/ODMメーカーとして積み重ねてきた強みを生かし、時代のニーズに即したトレンドをいち早く取り入れた処方開発を行っています。
今回、ご紹介した五感を満たすスキンケアはもちろんのこと、天然由来100%や動物実験を行なわないクルエルティフリー、動物由来の成分未配合のヴィーガン対応など、時代が求める新たな価値観に呼応した処方開発にも取り組んでいます。トレンドを取り入れた化粧品開発などをお考えでしたら、ぜひ、当社にご相談ください。
まとめ

今回、テーマとしてご紹介している「五感」で愉しむスキンケアは感度の高い若い世代を中心に注目されており、新しい製品が続々登場しています。これまで、ブランディングマネジメントの1つとして使われていた香りや使用感、デザインなどが、実はそれだけではなく、「心」や「健康」に影響するということが明らかになったことも、関心を集めている大きな理由といえるでしょう。
コロナ禍では味覚障害や嗅覚障害を発症する人も多く、「五感」の大切さが改めて認識されました。そして、命を脅かすという未曾有の危機を経て、「心身の健康」への関心がより一層、高まりました。だからこそ、こうした「ウェルビーイング」の価値観に寄り添う“五感を満たすスキンケア”は、今後ますます幅広い世代に注目されるカテゴリーとなってくるでしょう。
「こころ」も「からだ」も満たしてくれるスキンケアは、まさにこれからの“有望株”。こうした製品開発をご検討でしたら、まずは当社にお気軽にお問い合わせください。OEMメーカーの当社がこれまで蓄積したノウハウを生かし、イメージを具現化した処方をご提案させていただきます。
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